こちらの和傘をご覧くださり、誠にありがとうございます m(_ _)m 和紙に破れはございますが、骨組みは健在ですので、張替えは可能です 【西村屋】と書かれた中津和傘、【千歳屋】さんの和傘です 昭和30年代から40年代に、祖父母が城崎温泉に旅行した際に頂いてきた番傘です おそらく城崎温泉の西村屋さまの番傘だと思います 【西村屋】 西村屋とは、江戸安政年間創業の城崎温泉 西村屋で、創業160年の伝統を今に伝える山陰随一の純日本旅館で、『西村屋本館』は、創業160年 有形文化財の旅館です 城崎温泉の西村屋に泊まるのは自分へのご褒美と言われるほど、由緒ある旅館です 30年ほど前、私も初めて西村屋を訪れた時、最初に視界に飛び込んできたのは、玄関に飾られている衝立に書かれていた"一期一会"の大きな四文字 今は知りませんが、その頃の西村屋さんでも、お客様用には和傘をご用意しておりました 【大分県 千歳屋 千歳傘】 "中津名所は福沢屋敷、特産品なら千歳傘" 大分県第三の都市、中津市 黒田如水こと黒田官兵衛が築城し、細川忠興が完成させた中津城で有名な街 福澤諭吉は、1835年1月(天保5年12月)、中津藩の大阪蔵屋敷で生まれました そんな中津に伝わる「中津和傘」は、江戸時代から作られていた中津の特産品で、その歴史は、約200年にもなると言われています 最盛期には70件も存在していた和傘屋ですが、洋傘に押されて需要が減少する中、九州で唯一の和傘職人だった千歳屋4代目・松崎敬太郎さんがご高齢により、平成15年、千歳屋が製造を止めたことで、ついに和傘屋が途絶えてしまいました 伝統ある中津和傘の技法を受け継ぐ唯一の和傘職人、千歳屋4代目の主人だった松崎敬太郎さんの和傘づくりは、30余りもの行程を一つ一つ手作業で、時間と手間をかけて丁寧に仕上げていく 千歳屋傘を広げた時の、50本の親骨と小骨の組み合わせが実に見事です 現在は「和傘工房 朱夏」の今吉次郎さんをはじめ有志8人が、1本の中津和傘を分解し、再生することに成功し、中津和傘の伝統を受け継がれています とても古い和傘になりますので、数カ所の穴や汚れがございますが、骨組みは健在です ビンテージやアンティークにご理解のある方のご購入をお願い致します 和傘を広げてライトアップさせると、とても幻想的な空間となります
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